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清木 義弘; 小澤 一茂
デコミッショニング技報, 0(14), p.34 - 46, 1996/08
JPDRの放射線遮蔽体は運転中の中性子の照射により一部は強く放射化しており、また耐震設計の観点から表面にライナーを施した強固な鉄筋コンクリート構造となっている。放射線遮蔽体の炉心中心部の突出した部分は強く放射化しているため、作業員の被ばく防止の観点から、原研で技術開発を行った機械的切断工法と水ジェット切断工法により解体撤去を行った。残りの放射線遮蔽体は放射能レベルも低く、また物量も多量であることから、広範囲を効率的に解体できる制御爆破工法を適用して解体撤去を行った。解体作業に際しては、各種のデータを取得しながら作業を行った。本報ではこれらの解体作業の内容、取得したデータについて報告するものである。
小澤 一茂; 中村 竹夫; 久保 隆司; 清木 義弘
The 3rd JSME/ASME Joint Int. Conf. on Nuclear Engineering (ICONE),Vol. 4, 0, p.1707 - 1710, 1995/00
JPDRの生体遮蔽体は放射線遮蔽や耐震性のために非常に強固な鉄筋コンクリート構造物となっている。さらに炉心中心部には内側に突出した壁があり高度に放射化している。JPDR解体実地試験ではこれまでに三つの工法(機械的切断工法、水ジェット切断工法、制御爆破工法)の技術開発を行い、放射能レベルに応じて各技術の実証を行った。放射能レベルの高い生体遮蔽体突出部の解体にはダイヤモンドブレードと、コアボーリングを組合せた機械的切断工法とスチールグリットを含んだ高圧水を対象物に吹き付けて切断を行う水ジェット切断工法を使用して解体撤去を行った。また放射能レベルの低い生体遮蔽体表層部と放射能レベルの極めて低い生体遮蔽体外側部の解体には、限定した領域のみを解体撤去できる制御爆破工法を使用して解体撤去を行った。本報告では、各工法の特徴、データの分析結果等について報告する。